ピコレーザー

  ピコドリームは、真皮などの皮膚の深い層の色素をターゲットとする1064nmと、表皮などの皮膚の浅い層の色素をターゲットとする532nmの2つの波長を出すことができます。
つまり、皮膚の浅い層と深い層の両方の茶色や黒の色素を破壊し、シミ、そばかす、肝斑、太田母斑、あざを治療することができます


ピコトーニング

波長1064㎚のNd:YAGレーザーを顔全体に低出力で複数回照射します。メラニン色素を少しずつ分解・排出していき、薄いしみやお肌全体のくすみ、肝斑を改善し、明るくクリアな美肌に変えていきます。自宅でのケアとしてシナールやトラネキサム酸の内服をレーザー治療とセットで行うと効果的です。

ピコフラクショナル

 ピコフラクショナルは高密度のピコレーザーを照射することで、衝撃波により表皮内に微小の空洞を作ります。その空洞に刺激を受け、コラーゲン増殖が活性化・エラスチン(肌の弾力維持にかかわる)が再生され、皮膚細胞の再生力が活性化することで肌質改善を図る治療です。
また、続けて施術することで、しわやたるみなどにも効果的です。新しい肌を再生し肌質を改善することで、お肌の若返りに特に効果の高い治療です。 



トーニングフラクショナル

衝撃波で真皮に小さい穴を1回のレーザー光の照射で穴を真皮付近に空けて、真皮付近を傷ついた状態にします。
傷ついた状態を治そうと、人間の体が自然治癒する過程でコラーゲンが生成され、皮膚がひきしまったり、傷跡がぼけてなくなったり、凹みも薄くなったりする効果があるので、ニキビ跡やシワ治療、毛穴の開きの治療に使うことができます。  


【治療回数】個人差はありますが5〜10回継続して行うことで効果を実感しやすくなります
【治療間隔】2週間1回〜1か月に1回
【所要時間】30分〜1時間程度


【副作用・リスク】

  • 治療中、照射部位にパチパチとした痛みや入浴後のような火照りを感じることがあります。
  • 治療後、1〜2日間程度赤みや軽い膨疹、火傷、水膨れを生じたり、照射した部分に一時的に瘡蓋ができることがあります。また、痒みや吹き出物、点状出血を生じることがございます。
  • レーザーの刺激によりしみや肝斑が濃くなったり、白く抜ける白斑を生じることがございます。


【施術後の生活について】

  • 当日はシャワー浴のみとし、入浴やサウナ、激しい運動、飲酒などはお控えください。
  • レーザー治療後は肌が乾燥しやすくなります。十分な保湿を心がけてください。
  • レーザー治療後は紫外線の影響を受けやすくなります。日焼けは色素沈着の原因となるため紫外線対策を十分に行ってください。
  • 治療の前後1週間はピーリングやレチノール、レチノイン酸や拭き取りコスメ等の刺激の強いスキンケアの使用をお控えください。
  • ニキビ薬(べピオゲル・エピデュオゲル・ディフェリン等)は赤みが落ち着いてから使用再開してください。


【治療をお受けいただけない方】

  • 施術部位に極度の日焼けをされている方
  • 重大な皮膚疾患がある方
  • 妊娠中または授乳中の方
  • ケロイド体質、光線過敏症の方
  • 重度の糖尿病
  • 施術部位に金属類(プレートや金の糸)の埋め込みがある方



毛穴の引き締めにハイドラピーリング、レーザー後の鎮静・保湿・美白にエレクトロポレーション との組み合わせもおすすめです。また、治療中のホームケアとして美白内服(シナール¥1,100、トランサミン¥3,000  それぞれ28日分)も取り扱っております。